「第21回上海テレビ祭」が12日に閉幕を迎え、「白玉蘭賞」の各賞が発表された。最優秀中国ドラマ賞を受賞したのは、「北平無戦事(All Quiet in Beijing)」。また、陳宝国(チェン・バオグオ) が最優秀主演男優賞を、周迅(ジョウ・シュン)が最優秀主演女優賞を受賞した。新華網が報じた。
同テレビ祭では、数多くの歴史ドラマや現代ドラマが賞を獲得。うち、「北平無戦事」は、最優秀中国ドラマ賞のほか、最優秀脚本賞(劉和平)も受賞した。
ドラマ賞「飛天賞」や中国のエミー賞と呼ばれる「金鷹賞」の受賞者の常連となっている陳宝国は、土地改革が引き金となり起こった約半世紀にわたるエピソードを描いたドラマ「老農民(The Chinese Old Peasant)」での演技が評価され、最優秀主演男優賞を受賞した。陳宝国は、「この賞を中国の農民に捧げたい」と語った。
一方、十数年ぶりにドラマ出演した周迅は、「紅高粱(Red Sorghum)」でヒロインの「九児」を演じ、最優秀主演女優賞を受賞した。バラエティ番組では、人気オーディション番組「我是歌手(I am a Singer)シーズン3」が、超人気番組「奔跑吧兄弟(Running Man)」を抑えて「最優秀リアルバラエティ番組賞」を受賞した。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年6月15日