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中国の現代ドラマ、海外進出の波に乗れるか

人民網日本語版 2015年05月07日15:09

2011年から12年にかけて放送され大ヒットとなった中国のドラマ「宮廷の諍い女(原題:後宮・甄嬛伝)」の米国版が最近、米国で配信されたものの、大ヒットとはならなかった。近年、中国では数多くのドラマが製作されているものの、「海外進出」を果たすのはごく一部。そして、そのほとんどが時代劇や歴史ドラマで、現代ドラマはほとんどない。しかし、最近最終回を迎えた「何以笙簫黙(Silent Separation)」や現在大ヒット放送中の「虎媽猫爸(Tiger Mom)」などは既に、米国や韓国などでも放送されており、中国の現代ドラマも「海外進出」の波に乗りつつある。斉魯晩報が報じた。

海外進出ドラマは歴史ドラマがほとんど

今年3月15日から、時代劇「宮廷の諍い女」が米映像ストリーミング配信事業会社・ネットフリックスから配信された。同配信に合わせて、中国側は米国側と協力し、全76話を6話にまとめた。米国版のクリック回数は予想ほど伸びず、それほど話題にもならなかったものの、中国ドラマの海外進出は、業界関係者にとっては喜ばしいことだった。


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コメント

最新コメント

智ちゃん   2015-05-0760.220.213.*
我が国のドラマの海外進出は確かに喜ばしいことである。数のわずかというのはまだまだ豊かな底力が潜んでいて、それを発掘する努力が必要であることになる。中国の歴史が長い、伝統文化が実にすばらしい。けれども、そればかりを頼りに取材してはいけない。まして何度も同じ素材を汲んでアダプトするなどのまねはくだらないというか、とにかく精力や資源の無駄だと思っている。それでも、興行収入を狙いに、がむしゃらに古典をアダプトする監督が少なくない。これに対して、私は世話がないというより、業が煮えている。経典はたった一部で十分である。例えば「西遊記」は多種多様なバージョンがあるが、親しまれているのはやはり最初のバージョンではないか。時代の流れから見て、一部の映画関係者の頭を切り替える必要が眼前に迫っているではないかと思う。私は普段よく海外のドラマを見てて、その中に含まれているその国ならではの文化は時にはよくわからないが、プロットの発展に伴い、だんだんわかるようになった。ドラマにはそういう力、つまり、文化伝播あるいは浸透の効果、を強く持っている。他国文化に侵食される前に、自国の文化を強めなければならない。映画関係者にはそれなりの役割を果たさなければならない。過去のことにアクセントを置くだけではなく、今日の中国の面貌、世相、極彩色な流行要素や進んだ価値観を世界に見せてほしい。