第3回中国天津国際ヘリ博覧会が、9月9日に天津市で開幕した。ヘリの展示のほかに、2号展示館には各社の無人機、無人飛行システムが集結する無人機ブースが設置され、見どころとなっている。天津全華時代公司は、「偵察兵」と呼ばれる電動偵察無人機を展示した。環球時報が伝えた。
同機は単翼・Vテールの構造で、電動エンジン(双発)を搭載。有効積載量が多く、航続時間が長く、カタパルト発進が可能で、パラシュートで着陸できる。最大航続距離は160キロ、最大上昇限度は3000メートル、巡航速度は時速70キロ。GPSを採用するほか、国産の北斗システムやINS方式も選択可能。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月10日