中国農業科学院綿花研究所はこのほど、新疆ウイグル自治区の石河子市および阿克蘇(アクス)地区で、綿花無人機の使用に関する現場説明会を開き、綿花無人ヘリの技術と使用の効果を展示したほか、中国農業科学院によるプロジェクト「綿花の生産拡大・生産性向上を実現する生産モデルの研究」の進展と段階的な成果を示した。人民網が伝えた。
綿花無人ヘリ技術は、上述した中国農業科学院の研究によって得られた重要な技術の一つだ。同技術は低コストで、無人ヘリによる散布により農薬使用量を約50%削減できる。作業高度は2−4メートルで、ドリフトが少なく、ローターの下降気流によって農薬が作物に浸透する。1時間当たり40−60ムーの農薬散布が可能で、効率的だ。垂直離着陸が可能で、専用の飛行場を必要とせず、便利で安全だ。ホバリングや遠隔操作が可能で、作業員の安全性が保たれる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月27日