日本の女子大生ホリ・レイコさんはインドネシアの無人島で19日間1人で生活した。彼女はこれまで一切サバイバル経験がなかったという。英国「デイリーメール」紙の報道を引用して中国網が伝えた。
ホリ・レイコさんの無人島サバイバルはある種のチャレンジではなく、旅行会社があらかじめ設定した特別休暇プランだ。同旅行会社は世界中の無人島体験プランのカスタマイズを専門に扱っており、彼女はその中で最も難しい「アドベンチャープラン」を選択した。
無人島はオーストラリアから4200マイル(約7778キロ)離れた場所にある。島に上陸した初日、ホリさんはサバイバル生活に適した衣服すら持たず、デニムズボンだけ持ってきていた。
旅行会社の責任者は「この女の子は野外でのサバイバルスキルや安全意識が非常に乏しく、家の中を歩くのと同じように裸足でサンゴ礁を歩いたり、夜にはジャングルの茂みで眠った。もともと、獣が出没するかもしれないという事をまったく考慮していない」と話す。
しかしホリさんは刺又で魚をとり、石で椰子の実を割り、虫眼鏡を使い火を起こすというサバイバルに必要なスキルを即座に身に付けた。彼女はこの島でどうやって椰子の木を登り、椰子の実を取るか、どうやってそれを割るのかという事を学んだ。
最終的に19日間のサバイバル生活を頑張り通したホリさんは島での日々はとても孤独だったがとても刺激的だったと語った。また今回の旅行を通じ、日々の生活を大切にするようになったという。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年2月18日