メキシコにある、人形に覆われた無人島に多くの観光客とカメラマンが注目し、この島を訪れている。
この島の数千体の人形はここで隠居生活を送るジュリアン・サンタナ・バレーラ氏が吊るしたものだ。50年前、バレーラ氏はガールフレンドに振られて、この小島に引きこもるようになった。島に住み始めて間もない頃、近くの運河で女の子の遺体と彼女が生前遊んでいた人形を発見した。その後、彼は亡くなった女の子への弔いのため、木に人形を掛けた。夜になるといつも足音や、女性の溜息やすすり泣きが聞こえる。これは罪もなく殺された女の子の魂だと考えた彼は、50年の間にわたりずっと人形を木の上に掛け続け、女の子の魂を慰めた。2001年、彼が不可解な死を遂げてから、この島は多くの観光客が彼の名を慕ってこの島を訪ねてきては、自分たちが持ってきた人形を森の中に引っかけている。英国「デイリーメール」紙の8月5日付の報道を引用して環球網が伝えた。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年8月10日