2014年6月5日  
 

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広西、無人島を売り出し 単位あたりの価格14元から

人民網日本語版 2014年06月05日16:19
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自分が買い取った小さな島で、真っ白な砂浜を散歩し、日の出や日の入りをのんびり眺める――。多くの人が夢に見る「島のオーナー」とは、このようなイメージではないだろうか。烏魯木斉(ウルムチ)晩報が伝えた。

広西チワン族自治区海洋局はこのほど、「広西チワン族自治区無人島使用権の譲渡に関する評価規則」を発表、無人島を売り出した。同規則によると、無人島使用権の譲渡は、審査許可、入札募集、オークション、価格公示などの方法によって行われる。観光、レジャー、工業など営利目的での購入希望者が複数いる場合は、一律、「公開入札」方法が採用される。評価機関は、島の位置や収益効果などに基づく総合判定によって、入札最低価格を決定する。また、入札価格にはあらかじめ「最低制限価格」が設定され、評価による最低価格は最低制限価格を下回ることはない。

無人島使用権の最低制限価格の単位は、1年間1ヘクタール。各島の価格を用途別でみると、埋め立て連島用が最も高く、林業用が最も安い。陸地に最も近い四等島の単位あたりの価格は10万800元(約165万円)、最も離れている六等島はわずか14元(約230円)という。

広西の海島の多くは砂質土だ。これは、沈殿物が累積して出来上がった島で、環境による変化が生じやすく、場合によっては消滅する可能性もある。建設開発の条件を備えているのは、基盤岩類で構成された島とサンゴ礁で構成された島に限られる。また、島には、生産生活のための設備は皆無で、淡水ボトル1本、電線1本にいたるまですべて陸から運び込まなければならず、家や埠頭などのインフラ建設もゼロからスタートする必要がある。毎年、台風シーズンになると、島への観光客は減少するが、台風による島内各施設へのダメージを予防するための対策費用や開発管理コストも軽視できない。無人島には不動産業が存在しないため、今のところ観光業のために無人島購入を申請している人はいない。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年6月5日

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