2006年に公開された映画「プラダを着た悪魔」の中で、アン・ハサウェイ演じるアンドレア・サックスが、服装に気を遣った結果、仕事が順調に進むというシーンがあった。中国科学報が伝えた。
このシーンは、ストーリーの展開で鍵を握る部分となっている。ファッション誌業界で働く人間にとって、見かけによる自己アピール力は、仕事の能力のひとつであるからだ。現実生活でも、どんな職業についているかに関係なく、働く女性は自分の外見を整えるために費やす時間が多ければ多いほど、同じような効果が期待できる。かつ、他人からも自分を大切に扱ってもらえるようになる。
米シカゴ大学の社会学者Jacyln Wong氏とカリフォルニア大学アーバイン校の社会学者Andrew Penner氏による研究の結果、24歳から32歳の若い職場女性にとって、「外見は仕事の成果に影響を及ぼす重要な鍵を握っている」ことが明らかになった。