長春在住の外国人に様々な中国伝統文化を体験してもらうイベント 吉林省

人民網日本語版 2019年03月12日10:54
長春在住の外国人に様々な中国伝統文化を体験してもらうイベント 吉林省
外国人の赤ちゃんも一緒にイベント鑑賞(撮影・李彦国)。

吉林省工芸美術館は10日午後、普段とは異なる熱気に包まれていた。そこでは長春で働き、生活している外国人200人以上が中国の伝統文化を観賞したり、あるいは参加したりすることで、深く感じ、触れる経験をしていた。中国新聞網が報じた。

今回のイベント「中国優秀伝統文化体験デー」は、長春市人民政府が主催し、長春市文化広電新聞出版局と長春市政府外事弁公室が実施した。

イベントは約3時間にわたって行われ、主催者は、京劇や民族音楽、弦楽などさまざまな中国伝統パフォーマンスを披露し、切り紙細工、飾り結び、刺繍、編み物細工など無形文化遺産の技の実演を行った。

宮城県仙台市出身の山崎由美子さんは、手に持った中国結びをとても気に入っていた。山崎さんは、「ものすごく綺麗で、一目ぼれしました。いつも中国の飾り結びを日本に持ち帰り、親しい友人たちにおすそ分けしています」と話した。

仙台市は、長春が初めて友好都市提携合意を取り交わした都市で、山崎さんは、「友好都市」長春に創設された外国語学校に勤めて16年目になるという。夫は長春出身の中国人で、子供は長春で大学まで学んだという。

長春で3年前から仕事をしているドイツハンブルグ出身の楊樺さんは、中国の京劇芸術に夢中になっている。「京劇は、ヨーロッパの演劇と全く異なる。京劇鑑賞は、私にとって極めて特別な体験だ」と楊さんは語った。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年3月12日

  1 2 3 次ページ

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング