南京税関への13日の取材によると、アジア最大の大型自航式ポンプ浚渫船「天鯤号」が12日に通関手続きを済ませて、江蘇省連雲港市から初航海を開始した。これは中国が完全に独自開発・建造した浚渫の代表的な製品が、正式に稼働開始したことを意味する。新華社が伝えた。
天鯤号は現役のアジア最大のポンプ浚渫船「天鯨号」のアップグレード版だ。全長は140メートル、幅は27.8メートル、最大掘削深度は35メートル、総出力は2万5843kW、設計上の浚渫能力は6000立方メートル毎時、リーマーの定格出力は6600kW。アジア最大・最先端のポンプ浚渫船であり、世界でスマート化水準が最も高い自航式ポンプ浚渫船でもある。
天鯤号の航行・稼働は今回が初。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年3月14日