中国初のクローン警察犬が誕生

人民網日本語版 2019年03月19日14:47

中国初のクローン警察犬「昆勳」は2018年12月19日に生まれてから、現在まで各健康指標はいずれも正常で、最近、雲南省昆明市に移されて、専門的な訓練を始めていることが公安部昆明警察犬拠点と北京希諾谷生物科技有限公司に対する15日の取材で明らかになった。科技日報が伝えた。

「昆勳」は、メスのクンミング・ウルフドッグで、その体細胞は警察犬として大きな功績を上げたイヌから採取されている。第三者機関の公安部南昌警察犬拠点のDNA親子鑑定により、「昆勳」のDNAと体細胞提供犬のDNAの類似度は99.9%以上で、二者には同一性関係が存在することが証明されている。これは、中国初のクローン警察犬が誕生したことを意味している。

「昆勳」の誕生は、公安部昆明警察犬拠点が筆頭となり、雲南農業大学、北京希諾谷生物科技有限公司が共同研究を行う公安部(省)の重点研究計画プロジェクト「功績あるクンミング・ウルフドッグクローン」によって実現した。同プロジェクトは、体細胞を利用したクローン技術により、警察犬としての高い能力を有する犬を育成するほか、優秀な警察犬を育成する時間を大幅に短縮し、優秀な警察犬の繁殖効率を向上させることを目的としている。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年3月19日

  

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