中国人民銀行(中央銀行)が22日に発表した「2019年第1四半期都市部預金者アンケート調査報告」によると、「もっと消費したい」と答えた人は25.9%に上り、前期比2.8ポイント(p)低下した。「もっと貯金したい」人は45.0%で同0.9p上昇、「もっと投資したい」は29.2%で同1.9p上昇した。人民日報海外版が伝えた。
人気のある投資方法は上から順に、銀行・証券・保険会社の資産運用商品、投資信託、株式で、選んだ人はそれぞれ50.1%、20.4%、17.2%に上った。今後3ヶ月以内に支出が増える予定の項目をたずねたところ、上から順に教育(30.6%)、旅行(29.7%)、医療保健(26.2%)、住宅購入(21.5%)、大口商品(20.8%)、つきあい・娯楽(17.1%)、保険(15.2%)だった。
調査結果によると、次の四半期の物価予想指数は60.4%で同3.9ポイント低下し、このうち次期の物価は「上昇する」とした人は26.8%、「ほぼ変わらない」人が54.6%、「低下する」人が8.1%、「わからない」人が10.5%だった。次期の住宅価格については、「上昇する」が25.8%、「ほぼ変わらない」が52.7%だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年3月25日