習近平主席の欧州三ヶ国歴訪について外交部がブリーフィング

人民網日本語版 2019年03月20日13:38
習近平主席の欧州三ヶ国歴訪について外交部がブリーフィング

習近平国家主席によるイタリア、モナコ、フランス歴訪について、王超外交副部長(外務次官)が20日の国内外プレス向けブリーフィングで次のように説明した。中国中央テレビが伝えた。

習主席が3月21日から26日までイタリア、モナコ、フランスを国賓として訪問する。中国の党と国家の最高指導者による今年初の外遊であり、中国と三ヶ国関係の発展にとって重要な歴史的意義を持ち、新時代における中国・欧州関係の発展に新たな原動力を与え、「一帯一路」共同建設に新たな空間を切り開き、世界の平和と発展に新たな貢献を果すものとなる。

中国とイタリアは包括的な戦略的パートナーシップの構築から今年で15年目、国交樹立から来年で50年目を迎える。習主席による今回の訪問は二国間関係の発展にとって、従来の事業を継承して将来の発展に道を開く歴史的意義を持つ。習主席は訪問期間中、マッタレッラ大統領、コンテ首相との会談、上下両院議長との会見を行い、中国イタリア関係、中国EU関係及び関心を共有する国際・地域問題について踏み込んだ意見交換をする。習主席はコンテ首相と共に、各分野の協力文書及び協定の調印に立ち会う。双方は共に包括的な戦略的パートナーシップの一層の強化を望んでおり、「一帯一路」共同建設協力も一層強化する。習主席は首都ローマ以外にシチリア州の州都パレルモも訪問する。

モナコは欧州において独自の魅力を備える国だ。中国とモナコは国交樹立以来、相互尊重と対等な付き合いを堅持し、大国と小国の友好交流の模範となった。中国国家主席によるモナコ訪問は今回が初であり、中国モナコ関係の発展にとって歴史的意義を持つ。訪問期間中、習主席はアルベール2世大公と会談し、政治、経済、人的、文化的、環境保護分野での両国協力について踏み込んで意見交換し、両国関係発展の新時代を共に切り開く。

フランスは国連安保理常任理事国及びEUの重要な大国であり、西側の大国として初めて新中国と正式に国交を樹立した国でもある。現在、中仏関係は健全で安定した高水準の発展を保ち、二国間の範疇を超えて戦略性、時代性、グローバル性を備えている。中仏国交樹立から今年で55年目を迎える。習主席による5年ぶりの国賓としての訪仏は、両国関係にとって特別で重要な意義を持つ。訪問期間中、習主席はマクロン大統領との会談及び拡大会合、少人数の宴席に臨むほか、フィリップ首相及び上下両院議長と会見する。両国の指導者は中仏関係、中国EU関係及び関心を共有する国際・地域問題について踏み込んだ意見交換をし、各分野の協力協定の調印にも立ち会う。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年3月20日

  

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