習近平主席がハーバード大学長と会談 「教育の対外開放を拡大」

人民網日本語版 2019年03月21日15:53

習近平国家主席は20日、米ハーバード大学のバコウ学長と人民大会堂で会談した。

習主席はバコウ学長が就任後初の外国訪問で中国を訪れたことについて、中米の教育交流を重視していることの表れとして称賛した。

また「教育交流・協力は中米関係の重要部分をなし、中米の友好を支える民意の土台を形成する助けとなる。新中国成立後の70年間、特に改革開放後の40年間、海外で学び帰国した多くの人材が中国の発展と建設に重要な貢献を果してきた。『他山の石以て玉を攻むべし』。われわれは互いに学び、参考にすることを主張し、留学を奨励し、外国との教育交流・協力を支持しており、中国と米国の人的・文化的交流がさらに多くの積極的な成果を挙げることを希望している」と指摘。

また、「改革開放から40年間の中国の急速な発展も教育水準の向上に負うところが大きい。中国は教育の現代化の推進、教育強国の建設、国民の満足する教育運営に尽力している。われわれは教育の対外開放を拡大し、世界各国との交流・相互参考を強化し、教育事業の発展を共に推進する。この過程においてハーバード大学など米国の教育・研究機関とさらに広範な交流・協力を実施することを望んでいる」と強調した。

バコウ氏は「ハーバード大学長就任後初めての外国訪問で中国を訪れたことを嬉しく思っている。私は今回ハーバード大学の学長としてだけでなく、米国の大学を代表して米中の教育交流を促進するために来た。大学など米中の教育・文化機関が交流や協力を続け、深めることは、長期的に見て米中関係の促進にとって極めて重要だ。ハーバード大学には中国人留学生が大勢おり、中国語は外国語の普及率で上位にある。中国政府が高等教育を非常に重視し、その強化に力を入れていることに敬服する。ハーバード大学は引き続き中国の教育・研究機関と交流や協力を進めていきたい」と表明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年3月21日

  

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