大規模火災が起きたフランスのノートルダム大聖堂について、フランスのエドゥアール・フィリップ首相は17日、火災で崩壊した尖塔の再建用デザインを世界中の建築家から公募する計画を発表した。中国新聞社が報じた。
現地時間15日夜、ノートルダム大聖堂で大火災が起き、消防隊員約500人が全力で消火活動に当たり、翌16日午前には鎮火した。しかし、尖塔は火災で倒壊した。フィリップ首相は「時代の技術と挑戦を反映した新たな尖塔」のデザインを募集するとしている。
フランスのマクロン大統領は「5年以内に、ノートルダム大聖堂を再建する」としている。フランスメディアは、2024年のパリ五輪を視野に入れて、マクロン大統領は「5年以内」の再建を目指していると分析している。ただ、一部の専門家は、屋根を支える樫材の柱の交換が必要で、再建には5年以上かかるとの見方を示している。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年4月19日