膨らみ続ける日本の防衛費 「専守防衛」はすでに骨抜き? (2)

人民網日本語版 2019年09月02日16:15

海上防衛面では、艦載戦闘機が離着艦できるよう、自衛隊最大の駆逐艦(護衛艦)「いずも」の甲板の耐熱工事に31億円を投じる計画だ。これにより「いずも」は事実上の空母となる。

防衛省は米国から大量の装備購入も計画している。F35B艦載ステルス戦闘機6機の購入に846億円、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の購入及び人員訓練に122億円などだ。

陸上自衛隊は「電子戦部隊」を創設し、敵方の通信を妨害する車載型のネットワーク電子戦システムの購入に104億円を投じる計画だ。

■「専守防衛」に背く

安倍晋三政権が2012年発足以来防衛政策の転換を加速しているのは、戦後レジームから脱却し、平和憲法の「専守防衛理念」を骨抜きにするのが目的だと日本のアナリストは指摘する。

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