日本「村山談話を継承し発展させる会」の藤田高景理事長は「近年、安倍政権が軍備を強化し続けて『専守防衛』理念を破壊したのは、憲法違反の行為だ」と指摘。「年年防衛費を増額し、軍備を強化する安倍政権のやり方は極めて危険かつ愚かであり、近隣諸国との関係を破壊し、北東アジア地域に不安と脅威をもたらす」とする。
また「日本の歴史に惨敗をもたらしたのは、まさに軍事拡張と対外侵略だ。日本政府は平和憲法の背景にある痛ましい教訓を忘れないでもらいたい」と警告する。
最大野党・立憲民主党の枝野幸男代表は8月30日の記者会見で、イージス・アショアの配備、駆逐艦の空母化、ステルス戦闘機の開発及び購入といった措置に「専守防衛」の観点から疑問を呈した。
こうした問題をめぐり予算案の審議過程で野党は与党と激しく対決するとアナリストは見る。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年9月2日