気候変動対策における中国の案に人々は期待している。「自然に基づく解決策」は今回のサミットにおける9大行動分野の1つだ。この解決策を共同でリードした国である中国は関係国や国際組織と共に150余りの行動を提案し、森林の二酸化炭素吸収、生物多様性の保護など30余りの模範事例をまとめ、人と自然との関係を深く理解するために新たな視点を示し、世界全体の気候変動対策行動のために新たな措置を示し、持続可能な開発目標の実現のために新たな支えを提供した。
現在、気候変動問題は「逆風」に遭遇しているが、主流は依然として各国が気候変動対策で一致協力することを主張している。特定の国が「離脱」しても、国際社会の共通の意志は変えられず、国際協力という歴史の潮流を逆転させることも不可能だ。今回のサミットが示した統計が力強い証拠だ。77の国、10の地域、100余りの都市が2050年までに「カーボンニュートラル」を実現すると宣言した。人類の二酸化炭素純排出量をゼロにするため、70か国が2020年より前に国の自主的貢献目標を引き上げると宣言した。
積極的な気候変動対策は、我々の青い地球の未来に関わる。この長い道のりにおいて、中国は歴史の正しい方向に立っている。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年9月25日