国務院新聞弁公室は19日『平等・発展・共有:新中国70年女性事業の発展と進歩』白書を発表し、記者発表会でその内容を紹介した。人民日報海外版が伝えた。
白書は「過去70年間、中国の女性事業は常に党・国家事業の発展と緊密に結びついてきた。中国共産党の指導の下、各世代の女性が中国の建設・改革・発展のために開拓進取に励み、力を捧げてきた。中華民族が立ち上がり、豊かになり、強くなっていく偉大な飛躍の中で、中国女性の地位には天地を覆すような多大な変化が生じた」と指摘した。
■女性の政治的地位が著しく向上
白書は「中国は女性と男性の平等な政治的権利の保障を重視している。新中国成立当初から、男女が平等に有する選挙権、被選挙権、及び国家の事を管理する権利を法律で規定した。改革開放の40年余りで、中国の特色ある社会主義民主政治を整え続け、女性の参政に新たなチャンスを提供し、新たなルートを開拓してきた。第18回党大会以来、国家ガバナンスの体制と能力の現代化を推進する過程において、国家と社会の事の管理への女性の関与水準は全面的に高まり、民主政治建設における女性の役割は日増しに強化された」と強調した。
2018年の全国事業機関の指導グループ構成員のうち女性の割合は22.2%で、2015年時と比べて1.6ポイント高まった。2018年の女性党員の割合は党員全体の27.2%で、1956年時と比べて16.7ポイント高まった。第19回党大会代表に占める女性の割合は24.2%で、1956年の第8回党大会時と比べて14.9ポイント高まった。