第9回北京香山フォーラムが20~22日、北京国際会議センターで開催される。フォーラムの事務局長を務める皮明勇軍事科学院副院長は「国際的影響力を持つ『トラック1.5』ハイエンド防衛安全保障対話フォーラムである第9回北京香山フォーラムは、世界各国があまねく注目している。18日午前までに、すでに76の政府側代表団530人余りの出席が確認された。このうち23人が国防相、6人が軍の参謀総長だ」と説明する。北京青年報が伝えた。
第9回北京香山フォーラムは中国軍事科学学会と中国国際戦略学会が共催。「国際秩序を維持し、アジア太平洋の平和を共同構築」をテーマに、「大国間関係と国際秩序」「アジア太平洋地域の安全保障上のリスクの管理・コントロール」「中小国の利益と共通の安全保障」「国際軍備制限体制とグローバルな安定」の4大議題を設ける。
今回のフォーラムの際立った特徴として以下が挙げられる。
(1)開催時期の重要性。今回のフォーラムは中華人民共和国建国70周年祝賀という大きな背景の下で開催される。このため特別な議題を設けたうえ、各国の友人らが中国の建設と発展の成果及び世界の平和と発展への積極的な貢献を全面的に知ることができるよう「成果展」の見学も手配した。