7年間で貧困層が551万人まで減少、貧困脱却目標の達成間近

人民網日本語版 2020年03月13日13:26
7年間で貧困層が551万人まで減少、貧困脱却目標の達成間近

中国国務院新聞弁公室は12日午前、記者会見を開き、貧困脱却の難関攻略関連状況について説明した。国務院貧困者支援弁公室の劉永富室長は、「7年以上にわたるターゲットを絞った貧困者支援、特に4年余りにわたる貧困脱却の難関攻略戦の結果、現行標準での農村貧困人口は2012年末の9899万人から昨年末には551万人まで減少し、貧困県は832県から今年は52県まで減っており、貧困脱却の難関攻略の目標任務達成に近づいていると言えるだろう。貧困層の所得は大幅に増え、貧困地域の貧困層の生産生活条件が目に見えて改善され、貧困地域の経済・社会発展が明らかに加速され、中国の貧困削減ガバナンス能力が著しく高まり、一連の業績を上げた」と述べた。新民晩報が伝えた。

劉室長はさらに、「次なる段階としては、感染拡大が貧困脱却の難関攻略に与える影響に積極的にしっかりと対応し、感染拡大が貧困脱却の難関攻略に与える影響を最小限に抑えるべきであり、絶対に感染拡大が貧困脱却難関攻略の目標任務の達成に影響を与えるようなことがあってはならない。具体的には、重点的に貧困労働力の出稼ぎを手配する。また、消費による貧困者支援行動を展開し、農産物、特に貧困者支援商品の販売にしっかりと取り組む。さらに、貧困者支援プロジェクトの作業再開をしっかりと実施し、上半期内の完成を目指す。また、未達成の貧困脱却任務を達成しなければならない。貧困から脱却できていない52の貧困県と、2707の貧困村のうち、任務が比較的重い1113の貧困村では個別にプロジェクト化して実施状況をモニタリングし、確実に期限通りの貧困脱却ができるようにする。また、貧困脱却の成果を揺るぎないものにしなければならない。すでに貧困を脱却した9300万以上の貧困人口のうち、一部は安定しておらず、比較的脆弱であるため、再び貧困状態に戻ってしまうことを防止しなければならない」とした。(編集AK)

「人民網日本語版」2020年3月13日

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