新疆問題で悪辣な行動を取った米側の機関・人員に中国側が制裁

人民網日本語版 2020年07月14日12:10
新疆問題で悪辣な行動を取った米側の機関・人員に中国側が制裁

米側が新疆に関する問題で中国側の機関と高官への制裁発動を発表したことを受け、外交部(外務省)の華春瑩報道官は13日の定例記者会見で、中国側も即日米側の1つの機関と個人4人に相応の制裁を科すことを決定したと表明した。

【記者】米国務省と財務省は9日、米国の国内法に基づき、中国新疆の政府機関と高官4人に制裁を科すとそれぞれ発表した。中国側はこれについて、新疆に関する問題で悪辣な行動を取った米国の機関と個人に対等な措置を取ると表明した。これについてさらなる情報はあるか。

【華報道官】米側のこの行為は中国への重大な内政干渉であり、国際関係の基本準則に深刻に違反し、中米関係を深刻に損なうものであり、中国側は断固として反対し、強く非難する。

米側の誤った行為に対して、中国側は即日米国の「中国問題に関する連邦議会・行政府委員会」、及び宗教の自由問題をめぐる特別大使を務めるブラウンバック氏、ルビオ上院議員、クルーズ上院議員、スミス下院議員に相応の制裁を科すことを決定した。

新疆の事は完全に中国の内政であり、米側にはむやみに干渉する権利も資格もない。国家の主権・安全・発展上の利益を守る中国政府の決意は確固不動たるものであり、暴力テロ勢力、分裂勢力、宗教過激勢力に打撃を与える決意は確固不動たるものであり、新疆の事と中国の内政へのいかなる外部勢力による干渉にも反対する決意は確固不動たるものだ。我々は米側に対して、直ちにこの誤った決定を撤回し、中国の内政に干渉し、中国側の利益を損なういかなる言動も止めるよう促す。中国側は状況の推移に基づき、さらなる対応を取る。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年7月14日

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