上海市水害・干ばつ対策総指揮部と上海市水務局によると、現在、上海市の水位はいずれも安全な範囲内にコントロールされているという。太湖の洪水による水位上昇のプレッシャーを効果的に緩和させるため、上海市はすでに蘊西水門と淀西水門を開扉し、洪水対策のための放流を行うと同時に、黄浦江沿いの水門を開扉し、潮位上昇に対応。また長江と杭州湾沿いの水門は全力で排水を行い、太湖における洪水の排水をサポートしている。統計データによると、7月9日から12日にかけて、黄浦江沿いの水門4ヶ所ではすでに延べ29回、160時間にわたる開扉が行われ、洪水の排水と水位上昇に対応した総水量は5084万立法メートルに達している。中国新聞網が伝えた。(編集TG)
「人民網日本語版」2020年7月15日