7月12日、ダム放流量を抑制している三峡ダム(ドローンによる撮影、写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。
12日午後2時、三峡ダムの流入量は1秒あたり3万3500立方メートル、放流量は同1万9千立方メートルに達した。これにより、ダムの貯水量が1秒あたり1万4500立方メートル増加し、その水位は151.48メートルに達し、洪水警戒水位を6.48メートル上回ることとなった。今月に入り、長江上流地域が豪雨に見舞われた影響を受け、三峡ダムの流入量が急増している。しかし長江水利委員会は、長江流域の増水状況がますます深刻化している現状をかんがみ、三峡ダムの放出量を1秒あたり1万9千立方メートルに抑制することを決定し、三峡ダムの貯水量を増やすことで、長江中流・下流の洪水抑制力の強化を図るとしている。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年7月13日