クロエ・ジャオ監督の「ノマドランド」がゴールデングローブ賞で「作品賞」と「監督賞」受賞

人民網日本語版 2021年03月02日15:05

米国現地時間2月28日、第78回ゴールデングローブ賞の授賞式が開催され、「Nomadland(ノマドランド)」が作品賞を受賞し、同作品の趙■(■は女へんに亭、クロエ・ジャオ)監督が監督賞を受賞した。中国で生まれ、米国で活動するクロエ・ジャオ監督は、バーブラ・ストライサンド監督が受賞して以来、女性監督として2人目の監督賞受賞の快挙を成し遂げた。中国新聞網が報じた。

「ノマドランド」は、国際映画祭で数々の賞を受賞してきたほか、映画界でも非常に評価が高く、注目を集めている。アカデミー賞受賞女優のフランシス・マクドーマンドが主演を務める同作品は、工場の閉鎖で街の経済が大打撃を受け、そのあおりで家まで手放す羽目になった60代の女性が、自家用車に最低限の家財道具を積み込み、日雇いの職を求めて全米各地を流浪する旅に出るという、「現代のノマド」の実像を描き出している。クロエ・ジャオ監督にとって3作目の長編映画である同作品は2020年にヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年3月2日

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