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第1回の消費財博覧会が開幕まで50日 マスコット「元宵」も発表

人民網日本語版 2021年03月19日16:53

3月18日午前、第1回中国国際消費財博覧会(以下、消費財博)の開幕50日前カウントダウンイベントとマスコット発表会が海南省海口市で行なわれ、マスコット「元宵」が初めてお目見えした。

中国国際消費財博覧会組織委員会は2020年11月2日にマスコットのデザインの公募をスタートし、一般から幅広く意見を聞き、最終的に海南テナガザルをモチーフにしたデザインに決定し、2つのマスコットをそれぞれ「元元」、「宵宵」と命名した。

海南国際経済発展局の魯斯蘭グローバル報道官は、「中国国際消費財博覧会は海南テナガザルを原型としてマスコットの『元元』と『宵宵』をデザインし創作した。海南テナガザルは海南省にしかいない世界でも非常に貴重な霊長類動物だ。生息数は世界でわずか30頭余りで、消費財博の選び抜かれた商品を消費するという位置づけにぴたりと合致するだけでなく、第1回消費財博のグリーン消費やグリーンな博覧会運営という理念を体現するものである。マスコットの命名では、中国語で『元』と『猿』、『宵』と『消』の発音が同じであることから、『海南テナガザル(元)はみなさんが消(宵)費財博に参加することを歓迎します』というメッセージを込めた。また元宵節(旧暦1月15日、今年は2月26日)は中国の伝統的祝日で、熱気、喜び、団らんを表す1日だ。これにちなんだマスコットは、消費財博の熱気と喜びあふれる消費イベントのムードを盛り立てるとともに、世界初のトップブランドが勢揃いした消費財博覧会の和やかで活気あふれる様子を象徴するものとなる」と説明した。

(画像は主催者による提供)

消費財博は「高(ハイテク)、新(新しい)、優(優れた)、特(特別な)」の選りすぐりの消費財を集めたものになり、計画では展示面積は8万平方メートルに達する。国際展示エリアは6万平方メートル、出展企業は600社以上、出展ブランドは1千を超える。国内展示エリアは2万平方メートル、全国31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団、厦門と大連の2ヶ所の計画単列市より、各地の選び抜かれた消費財が出展される。誘致活動はすでに順調に終わり、現在は展示作業が全面的に進行中だ。

(画像は主催者による提供)

開幕まで残すところあと50日間。組織委は開幕式のほか、テーマフォーラム「グローバル消費のイノベーション並びに免税・観光小売大会」を開催し、「新消費、新プラットフォーム、新チャンス」のテーマをめぐり、各界の著名な専門家や学者、リーディングカンパニーやトップブランドの責任者らを招いて、海南自由貿易港と消費財博覧会のプラットフォームを利用し、グローバル消費のイノベーション、免税、観光小売業界の発展のために海外消費の還流と国内消費の高度化を促進して新たなチャンスを生み出すにはどうすればよいかを共同で検討する予定だ。

(画像は主催者による提供)

この展示会の波及効果を拡大させ、海南自由貿易港の政策的優位性と世界に向かいつつ中国の巨大市場を後ろに控えているという独自の優位性を十分に発揮させるために、海南省は今後、グローバル優良消費財センタープロジェクトの建設を進め、中国内外の優良消費財のために通年営業の展示取り引きプラットフォームを提供し、世界の出展企業のニーズを満たし、海南自由貿易港の「世界から買い、世界に売る」を実現し、永遠に幕を下ろさない「消費財博覧会」を打ち出すことを計画している。(編集KS)

(画像は主催者による提供)

「人民網日本語版」2021年3月19日

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