遼寧省に住む若者・郭少宇さんは、事故が原因で片腕と片脚を失ってしまった。そしてある偶然から、彼は障がい者サイクリングに参加する機会を得た。自転車1台、わずかな生活用品、義足1本が、彼の全財産。雪山を越え、砂漠を走り抜け、海に向かって疾走し、彼が自転車で移動した距離は、累計8万キロメートル以上にも達している。新華網が伝えた。
郭少宇さんは、サイクリングを通じて多くの人々と友達になっただけでなく、数多くの見知らぬ人々からの激励も得た。見ず知らずの人が彼に水を与え、彼にサムズアップをしてみせ、前進し続ける彼を応援してくれた。
こうしてサイクリングを通じて極限に挑戦し続けている郭さんは、同時に人生のパートナーも得ることができた。彼は現在も自転車で前進を続けており、「自転車で世界一周」を次なる目標としている。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年5月28日