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今年の春夏シーズンの新しい飲み物をチェックしてみると、「KPI(重要業績評価指標)」の大半はココナツの寄与によることがわかる。ココナツラテの人気が爆発し、ミルクティ、コーヒーからジュースまで、今年の杭州グルメ界の流行は「すべてココナツでできている」といった様相を呈している。「銭江晩報」が伝えた。
街角のカフェに吹き荒れる「ココナツ旋風」 夏の「ネット人気飲料」がコンビニを席巻
杭州の街角を吹き荒れる「ココナツ旋風」は一体どれほど激しいのか。都市を縦横に走り回る食品デリバリー配達員に話を聞いてみた。
美団のドライバーの楊さんは毎日、武林広場一帯でフードデリバリーをしており、このエリアにはネットで人気の飲料品店がたくさん集まっているという。楊さんは、「瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)だけでなく、財珈琲にもココナツラテがあり、注文数は非常に多い。これが今年のネット人気飲料品だ。自分も同僚も毎日注文を受けている」と話した。
それだけではない。武林路一帯のニッチなカフェによると、ココナツ風味のメニューはほぼすべての店にあるが、店ごとに口当たりが違い、それぞれの風味と個性があるという。
映画に出てくる海辺の「ヨダカ珈琲店」をイメージしたカフェではココナツフレーバーラテを打ち出している。スタッフの説明によると、「使用しているのはココナツクリーム」だという。別のカフェHerにはさらにたくさんのココナツメニューがある。バリスタの女性によると、「うちにはココナツミルクラテ、ココナツミルクダーティ、ココナツミルクと紫芋ボール入りコーヒーの3種類のココナツメニューがある」という。
カフェだけでなく、ミルクティ店もココナツの人気にあやかろうとしている。茶百道は新鮮なココナツの果肉にココナツジュースを加えた新商品を打ち出したのに対し、喜茶はココナツのさまざまな味わいの「イノベーション」を生み出し、ココナツミルク入りアイスミルクティ、ココナツ小豆マッシュ団子から、ココナツアイスクリームまで、新商品が季節に合わせて登場し、食いしん坊たちの「必ず行くべき店」になっている。
人気商品は手に入らないので、たくさんの食いしん坊が「職人」に変身し、ココナツミルク、ココナツクリーム、ココナツジュースなどを買ってきて、DIYモデルを始めた。ココナツ飲料のファンで、「会社の下にある便利蜂(コンビニ)のココナツミルクを買ってきて、コーヒーに入れて飲むとなかなかおいしい。最近この飲み方が流行っている。ココナツミルクを加えれば、ココナツラテになるでしょう?」と話す人もいる。