林鄭月娥行政長官「香港地区は国家の金融発展に参加・助力」

人民網日本語版 2021年06月21日15:17

香港特区の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は20日の金融フォーラムでビデオスピーチを行った際、「香港地区は国家の金融の発展において人民元の国際化、資金調達手段の多様化、資金管理、リスク管理、グリーン発展の推進という5つの重要な役割を果たし、国家の新発展構造に積極的に参加し、国家の発展に貢献すると同時に、香港地区の経済に絶えることのない原動力をもたらしていく」と表明した。新華社が伝えた。

林鄭長官は、「過去2年の間、香港地区はかつてない厳しい試練を経験したが、中央政府の強力な支持の下、『一国二制度』の実践は正しい軌道に戻り、香港地区の一層の発展にも新たな局面が開かれた。国家の第14次五カ年計画においても、国家全体の発展における香港地区の重要な機能的位置づけが確立された。特区政府は引き続き『成果を挙げる』との施政理念で、国家の発展がもたらすチャンスを積極的に捉えていく」と表明。また、「香港地区は国家の金融の発展において5つの重要な役割を果たしていく」として、以下を挙げた。

(1)香港地区は人民元の国際化に助力できる。中央政府の支持の下、香港地区は世界最大のオフショア人民元業務のハブとなっている。特区政府は引き続き業界及び大陸部の管理当局と人民元の双方向クロスボーダー流通チャンネルの拡大を検討するとともに、香港地区と大陸部の金融市場のコネクティビティ・メカニズムを最適化し、拡大し続け、チャンスと優位性を捉えていく。

(2)香港地区は信頼できる多様な資金調達サービスを大陸部企業に提供できる。香港地区はすでに世界各地の企業にとって理想的な上場場所となっている。すでに香港証券取引所上場企業の過半数を大陸部企業が占めている。同時に、香港地区は国際資産管理センターとしての機能を強化するため、すでに新たなファンド構造を導入しており、これは大陸部企業が従来型の銀行融資ルート以外に海外資金を取り入れるうえでプラスだ。

(3)香港地区は大陸部の在外資金にプール・管理サービスを提供して、資金のセーフヘイブンとしての役割を果たすことができる。香港地区は通貨が安定しているうえ、一流のアセット・マネジメント・エコシステムを持つ。特区政府は「跨境理財通」の準備作業を進めてもおり、これは金融業界によるさらに広大な市場の開拓、また粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)全体の住民のためにさらに多くの金融商品を提供するとともに、大陸部との資金出入の重要な橋渡しとしての香港地区の役割を強化するものとなる。

(4)香港地区はリスク管理センターとしての機能を発揮できる。国際リスク管理センターとしての香港地区の地位を揺るぎないものにするため、すでに特区政府は今年上半期に一連の措置を実施した。また、香港地区の保険業ができるだけ早期に「大湾区」の大陸部都市に顧客サービスセンターを設置するための後押しをし、保険市場のコネクティビティを促進している。

(5)香港地区は大陸部のグリーン企業、グリーンプロジェクトを支え、国家のエコ文明建設及びグリーン発展を後押しし、国家の気候変動対策と歩調を合わせ、持続可能な発展を後押しすることができる。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年6月21日

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