河北省林業・草原局、北京市園林緑化局、天津市計画・自然資源局はこのほど、「北京・天津・河北エリアにおける鳥類など野生動物の共同保護行動案」を共同で発表した。北京・天津・河北エリアにおける鳥類など野生動物に対する長期的効果が期待される共同保護メカニズムを打ち出し、人と自然との共生・調和の実現を図る。光明日報が伝えた。
同案によると、鳥類など野生動物およびその生息地の保護を重点に据え、鳥類など保護動物群およびその生息地や移動ルートの効果的な保護を実現し、生物多様性と生態バランスの維持に努め、北京・天津・河北エリアに生態の安全バリアを築く方針。北京市(清河農場)、天津市(七里海、北大港)、河北省(曹妃甸、南大港)を中心とする浜海湿地エリアを確立、重点保護エリア(蘆台農場と漢沽農場を含む)として、最も厳格な鳥類など野生動物の保護措置を実施する。
同案では、「全面的なパトロール・巡回保護の強化」、「違法犯罪の徹底した共同取締」、「生息地保護体制の強化」、「幅広い宣伝・教育活動の展開」の4項目を主な重点任務とすることが強調されている。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年8月24日