甘粛省気象局、四川三星通用航空有限責任公司による「新舟60」国家作業機の初飛行が18日午後、甘粛省で順調に完了した。データによると、同機は今回降水帯に沿い、甘粛省の定西市や白銀市などで1時間半作業した。作業の影響面積は2万1000平方キロメートル。人民日報が伝えた。
新舟60国家作業機は新舟60飛行機を基礎プラットフォームとし、大気探査サブシステム、触媒作業サブシステム、宇宙・地上情報サブシステム、任務統合サブシステムを追加することにより、人工降雨、消雨、気象探査、宇宙・地上通信などの機能を実現し、人工的な気象への干渉の需要を満たす。中国気象局は「西北地域人工的気象干渉能力建設」プロジェクトにおいて、新舟60国家作業機1機を甘粛省に常駐させ、甘粛省の生態修復、干ばつ対策・災害救助、森林火災対策などの人工降雨作業をサポートする。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年8月19日