2024年に開催されるパリ五輪のメダルは、フランスの有名デザイナーであるフィリップ・スタルク氏がデザインを担当している。
スタルク氏の提案によると、メダルは4つに分割することができ、メダリストが自分をサポートしてくれた人たちに3つのメダルを贈ることができるというもの。メダルは選手一人の力では獲得できるものではなく、チーム一丸となって努力を重ねた結果であることから、メダルをシェアすることで、メダルを獲得した素晴らしい1日と偉大な業績をともに記念しようという狙いがある。
スタルク氏は、「これまでの五輪のメダルは、成績を残した選手だけのためにデザインされており、『自分はここで成し遂げ、自分をさらに高めた』ということを伝える意味合いが大きかった。2024年パリ五輪のメダルは、メダリストたちが勝利を自分にとって大切な人とすぐにシェアできるようにするもの。同時に、素晴らしいチームの精神を反映できるものとなる」との考えを示した。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年8月12日