新疆維吾爾(ウイグル)自治区の人々の食卓に欠かせない主食のフラットブレッドである「ナン」。焼き上がったばかりのナンは香ばしい香りを漂わせ、表面はパリッとしているのに、中はしっとりした食感。そんなナンをどうやって作るのか見るため、喀什(カシュガル)市のナン文化パークを訪ねてみた。
カシュガル市ナン産業発展弁公室の張学東・専職副主任によると、1袋分の小麦粉に10キロの水を注ぎ入れ、生地を捏ね上げていく。そして、焼く前にもう一度捏ねて、発酵させてから、生地を円盤状に伸ばし、ゲズネと呼ばれる専用の板を使って、トヌルと呼ばれるかまどの内側に貼り付けて、3‐5分焼く。焼き立てのナンは、表面はパリッと香ばしく、中はしっとりした食感だ。
カシュガルのナン文化パークでは、17種類のナンを1日当たり約50万枚生産しており、地元の人々の需要を満たすだけでなく、他の地域にも販売されている。ナン文化パークは雇用創出にも多大な貢献を行っており、2400人以上の雇用を直接創出している。熟練職人の場合、その月給は4000‐8000元(1元は約17.15円)になるという。新疆に行った際には、食べれば思わず嬉しくなってしまうこのナンを必ず食べてみよう!(編集KN)
「人民網日本語版」2021年6月11日
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