中国共産党中央宣伝部は26日、「中国共産党の歴史的使命と行動価値」という文書を発表した。新華社が伝えた。
同文書は、「過去100年間に中国共産党が人民を団結させ、率いて行ったすべての努力、すべての犠牲、すべての創造は、中華民族の偉大な復興の実現という一つの主題に帰結する。中華民族の偉大な復興の実現は、中国共産党の歴史的使命であり、人民に良い暮らしを送らせることは、中国共産党の志揺るがぬ奮闘目標である」と指摘。
「中国共産党は人民のために奮闘する政党であり、常に人民を第一に考え、社会発展法則の尊重と歴史主体としての人民の地位の尊重との一致性を堅持し、崇高な理想のための奮闘と最も多くの人民の利益を図ることとの一致性を堅持し、中国共産党の各取り組みの達成と人民の利益の実現との一致性を堅持し、人民に幸福をもたらす事業を絶えず前へ推し進める」とした。
また同文書は、「マルクス主義は中国共産党の根本的指導思想であり、中国共産党の魂であり、中国共産党のたゆまぬ前進を導く輝ける旗印である。中国共産党が有能なのも、中国の特色ある社会主義が良いのも、結局はマルクス主義が優れているからだ。中国共産党の奮闘の歴史は、マルクス主義の中国化を絶えず推し進めてきた歴史であり、理論革新と理論創造を絶えず推し進めてきた理論探求の歴史である」と指摘。
「中国共産党のような大きな党が、中国のような大国において、億万の人民を団結させ、結束させて、幾度となく急流や早瀬を渡り、困難や危機に打ち勝つことができた鍵は、中国共産党の高度の団結性と統一性、強力な指導力と執政力にある」とした。
さらに同文書は、「100年間にわたり幾度も風雨を経験してもなお、時代の先頭を歩み、若い活力を保っているのは、中国共産党が人民を率いて偉大な社会革命を行うことができるだけでなく、偉大な自己革命を行うことができ、常に党による党管理、全面的に厳格な党内統制を堅持し、時代に合わせて自己浄化、自己整備、自己革新、自己向上を推し進め、常に組織としての健全性、生命力、活力を維持してきたからだ」と指摘。
「中国共産党は中国人民の幸福を図る政党であり、人類進歩の事業のために奮闘する政党でもある。国際情勢がどのように変化しようとも、中国共産党は常に平和、発展、公平、正義、民主、自由という全人類共通の価値観を堅持し、常に国際主義精神を発揚し、常に歴史の正しい側に立ち、人類進歩の側に立ち、世界の平和的発展に貢献する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年8月26日