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ファーウェイの孟晩舟副会長、無事帰国

人民網日本語版 2021年09月26日14:22
ファーウェイの孟晩舟副会長、無事帰国
中国政府のチャーター機で9月25日夜に広東省深セン宝安国際空港に到着したファーウェイの孟晩舟氏(撮影・金立旺)。

3年間にわたりカナダ当局によって不法に拘束されていた中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の副会長兼最高財務責任者(CFO)の孟晩舟氏が解放され、中国政府の手配したチャーター機で25日、広東省深セン宝安国際空港に到着し、無事帰国を果たした。新華社が伝えた。

孟氏は、「千日以上の苦しみに耐え、私はついに祖国へ戻ってきた。異国の地で待ち続けた長い日々は、苦悶と苦しみに満ちていたが、タラップを降りて、両足が祖国の地に着いた瞬間、その温もりが私の心を激しく沸き立たたせ、言葉では言い表せないほどだった」とし、さらに、「中国の普通の市民の1人として、このような苦境に遭い、異国の地で3年も過ごしてきたが、私は常に祖国、そして人々の愛と温もりを感じ続けてきた」とした。

2018年12月1日、ファーウェイCFOの孟氏はカナダ・バンクーバーの空港で出国・乗り継ぎ手続きの際に、カナダ当局からいわれのない拘束を受け、それは実に1028日間にも及んだ。これは米国が計略し、カナダが協力して行った中国公民に対する政治的迫害事件であり、孟氏が行ったとされたいわゆる「詐欺」は完全なでっち上げで、中国のハイテク企業に圧力を与え、中国の科学技術の発展を妨害することを目的とした典型的な恣意的拘束だった。そしてカナダ当局は今回の事件で米国に従属するという不名誉な役を演じることになった。

中国政府の弛まぬ努力と断固とした闘いを経て、米司法省との間で、先ごろ孟氏の起訴を猶予する司法取引が成立し、米側からカナダ当局への引き渡し要求が撤回された。現地時間9月24日、孟氏は罪を認めず、また罰金を払うこともなく、カナダを出国し、帰国の途についた。

孟氏は、「この3年間を振り返ってみて、個人と企業、そして国の運命はしっかりとつながっているのだということがよりはっきりと分かった。祖国は私たちにとって最も強力な後ろ盾だ」と力強く語り、「五星紅旗のあるところには信念の灯がある。信念というものに色があるならば、それはきっと中国の赤に違いない」とした。

孟氏は新型コロナ対策の規定に基づき、今後ホテルでの隔離観察を受けることになる。(編集TG)

「人民網日本語版」2021年9月26日

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