北京大学が「Global Open Courses」立ち上げ ハイクオリティな授業を海外の学生に

人民網日本語版 2021年09月24日09:17

北京大学はこのほど、コーネル大学やモスクワ大学、オーストラリア国立大学、早稲田大学、ヘブライ大学、カイロ大学、グラナダ大学などのグローバルパートナーと共同で、「Global Open Courses」プログラムを立ち上げた。

「Global Open Courses」は、北京大学のオンライン授業において重要な位置を占めている。同大学のハイクオリティな授業を海外の学生が受講できるようにすることで、中国と海外の学生がオンラインで一緒に学ぶことができる。2021年秋学期の「Global Open Courses」の授業内容は「THE CHINESE ECONOMY」や「International Development Policy」、「Doing Business in China」、「China and Africa: Global Encounters in History and Present」のほか、グローバル衛生リーダーシップ、中国語など6種類。北京大学の孔子学院5ヶ所、海外の友好協力校の学生向けに開放される。海外の学生は、オンライン教育プラットホームのClassInを通してリアルタイムで受講できる。

「Global Open Courses」では、現時点で、5大陸の大学36校の学生約200人に287セッションの授業を提供することになっている。北京大学の王博副学長は、「オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッド型学習は、新型コロナウイルス感染拡大に対応する解決策であるほか、教育の『ニューノーマル』となり、従来の教育のスタイルを補完している。当大学は『Global Open Courses』を打ち出すことで、社会にサービスを提供するという大学としての責任を果たし、当大学の教育をグローバル化するという約束を果たしている。当大学は今後もグローバルパートナーと連携して、さらに質の高いハイブリッド型カリキュラムを提供する」としている。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年9月24日

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