北京市と河北省張家口市を結ぶ京張高速鉄道の五輪専用ライン乗務員チーム「雪の夢」がこのほど発足し、北京冬季五輪に向けた「特色あるサービスの旅」をスタートした。毎週金曜日に運行する同ラインの列車では、女性乗務員らがスポーツウェアを着て五輪ムードにあふれたサービスを提供する。「北京日報」が伝えた。
北京から張家口の太子城に遊びに行くという大学生は、「スポーツウェアの女性乗務員からサービスを受けるのは、とても親しみやすくカジュアルな感じがしていい」と話した。
京張高速鉄道は2022年北京冬季五輪・パラリンピックの重要な関連インフラであり、北京と張家口の競技エリアの中心である太子城を結ぶ交通輸送の任務を担う。五輪・パラが徐々に近づき、今年5月からは同鉄道の乗務の任務を担う中国鉄路北京局集団有限公司が五輪・パラに向けて選りすぐりのサービスを提供する標準モデル路線を打ち出した。同公司は240人いる乗務員の中から47人を選抜して「雪の夢」チームを立ち上げ、毎週金曜日に運行する同ラインの列車で、全乗務員が特製のスポーツウェアを着て乗客にサービスを提供することとし、冬季五輪・パラの要素をさまざまに取り入れて、ムードを盛り上げている。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年9月24日