長江上流初の1万トン級埠頭「重慶新生港」が9月29日午前に開港し、その運用がスタートした。重慶新生港は、長江北岸の香水渓から秀水渓までの河川区間、重慶市忠県内に位置する。同港は、中国交通運輸部(省)が意見付回答によって認可した長江上流で初めての1万トン級埠頭であり、重慶が建設している長江上流水上運輸センターの重要な構成要素でもある。同港の開港・運用開始によって、重慶が中国沿岸港や近隣国家・地域の港との直航ルートを確保するためのサポートが得られることになっただけでなく、中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」の渝新欧(重慶-新疆-欧州)ラインの新たな起点が誕生したことになる。中国新聞網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年9月30日