複数の地域で感染症発生 国慶節連休は安心して出かけられる?

人民網日本語版 2021年09月27日15:47

最近、黒竜江省や福建省厦門(アモイ)市などで新型コロナウイルス感染症が発生し、注目を集めている。感染者が頻発する中、国慶節(建国記念日、10月1日)連休は安心して出かけられるだろうか。

中国疾病予防管理センターが発表した「2021年中秋節(旧暦8月15日、今年は9月21日)・国慶節連休の健康アドバイス」では、感染症の中・高リスクエリアに行くのを避けること、とりわけ必要のない省をまたいだ旅行を避けることを呼びかけている。また旅行に出かける前に、あらかじめ目的地の感染症対策・措置を把握するとともに、個人の防護用品をしっかり準備することが必要だとしている。

9月25日午後2時現在、全国の高リスクエリアは黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市巴彦県、福建省厦門市同安区、福建省莆田市仙遊県の3ヶ所。中リスクエリアは黒竜江省哈爾浜市南崗区、福建省厦門市思明区など34ヶ所となっている。

国家衛生健康委員会から福建省に派遣された作業チームの専門家の呉浩氏は、「厦門旅行に行きたいという願いは、国慶節連休には実現できないだろう。厦門エリアでは4区で感染者が出ており、通常だと、エリア全体が低リスクエリアになったと認定されるにはコミュニティでの新規感染者がゼロになることが条件になる。必要がなければ厦門には来ない方がいい」と述べた。

旅行から帰ったら隔離措置が必要かどうか、地域により対応は異なる。北京市の場合、低リスクエリアから来た人は、北京の健康コード「北京健康宝」ではグリーンコードになり、北京へ自由に入る(帰る)ことができ、48時間以内のPCR検査の陰性証明書を提出する必要はない。

中・高リスクエリアから来た人はイエローコードになり、14日以内に中・高リスクエリアに滞在し、まだ北京に入っていないという場合は別ウインドウが開きメッセージが表示される。グリーンコードになり、航空機や列車に乗車する前の48時間以内のPCR検査陰性証明書があれば北京に入れる(帰れる)ようになる。入った(帰った)後は自分から申告して14日間の健康モニタリングを受ける必要がある。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年9月27日

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