世界初の陸上商用小型モジュール原子炉「玲瓏1号」の鋼製格納容器の作業が24日、計画を前倒しで完了した。これは海南昌江多用途小型モジュール原子炉科学技術モデルプロジェクト建設の重要な節目で、今後の原子炉建屋主体構造の施工に向けた確かな基礎を固めた。中国新聞網が伝えた。
玲瓏1号は中核集団が十数年をかけ独自に開発した、独自の知的財産権を持つ多機能小型モジュール加圧水型原子炉だ。従来の原発技術と異なり、小型モジュール原子炉は小型化、モジュール化、一体化、非能動の特徴を持つ。その安全性が高く、工期が短く、柔軟に設置でき、分散型クリーンエネルギーとして、電気供給と同時に海水淡水化、地域冷暖房供給、工業熱供給など複数の用途を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年10月25日