世界初の20万kW高温ガス冷却炉が今年発電開始へ

人民網日本語版 2021年03月07日14:30

世界初の20万キロワット高温ガス冷却炉原子力発電所モデルプロジェクトの発電開始時期が明らかになった。全国政協委員、中核集団科学技術・情報化部主任の銭天林氏は取材に対し、「モデルプロジェクトは4月に燃料などを装入し、今年年末に商業用発電が正式にスタートする予定だ」と語った。科技日報が伝えた。

高温ガス冷却炉には、安全性に優れ、出口温度が高いといった特徴があり、国際原子力エネルギー業界から最も発展潜在性のある先進的原子炉タイプの一つとして認められている。モデルプロジェクトは従来の蒸気循環を採用。その発電効率は40%以上に達し、現在のところ発電効率が最も高い原子炉となっている。国家重大科学技術特別プロジェクトである20万キロワット高温ガス冷却炉モデルプロジェクトは、10メガワット高温ガス冷却実験炉をもとにしてバージョンアップしたものだ。

銭氏によると、中国の高温ガス冷却炉技術と応用分野におけるリーダー的地位を守るため、高温ガス冷却炉は今後、モデルプロジェクト改良版、超臨界版、水素製造版の技術発展路線を採用する。現在、60万キロワット高温ガス冷却炉改良版プロジェクトのプラン設計が終了しており、超臨界版高温ガス冷却炉技術は2023年に研究開発が完了する見通しとなっている。(編集AK)

「人民網日本語版」2021年3月7日 

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