習近平国家主席は27日にウズベキスタンのミルズィヤエフ大統領、赤道ギニアのオビアン大統領と電話会談を行った。新華社が伝えた。
習主席はミルズィヤエフ大統領との会談で、「双方は政策の連携を強化し、包括的協力を推進する必要がある。経済・貿易・投資規模を拡大し、デジタル経済やクロスボーダーECなどの分野で協力のポテンシャルを掘り起こす必要がある。中国はエコで良質なウズベキスタン産農産物の輸入を増やすことを望んでいる。双方はコネクティビティを強化し、石油・天然ガス分野で両国企業の協力の継続を支持する必要がある。貧困削減協力を強化し、人的・文化的協力を拡充する必要がある。北京冬季五輪へのウズベキスタン選手の参加を歓迎する。中国はウズベキスタン側と新型コロナ対策協力を深め、ウズベキスタンの地域ワクチン生産センター建設や医療体制強化を支援していきたい。双方は法執行や安全保障分野の協力を強化し、両国及び地域の安全と安定を維持する必要もある」とした。
ミルズィヤエフ大統領は、「ウズベキスタンは中国側と経済・貿易、貧困削減、コネクティビティなどの分野で実務協力を強化し、両国の包括的な戦略的パートナーシップを深めていきたい。ウズベキスタンは第4回中国国際輸入博覧会に積極的に参加し、中国の北京冬季五輪開催を全力で支持し、北京冬季五輪の成功を願っている」とした。
習主席はオビアン大統領との会談で、「赤道ギニアが台湾地区・香港地区・新疆関連や人権などの問題において中国側を力強く支持していることを高く称賛する。これまでと同様に、赤道ギニアが国家主権を守り、自国の発展路線を自ら探ることを断固として支持し、両国の各分野でさらに実り豊かな友好協力の成果を挙げる後押しをし、両国民にさらなる幸福をもたらしていく。中国側は引き続き赤道ギニアの新型コロナ対策のためにワクチン支援を行い、両国間の医療・衛生協力を深め、『一帯一路』(the Belt and Road)の枠組で各分野の協力を拡大していく。赤道ギニアの経済・社会発展を引き続きできる限り支援していきたい」とした。
オビアン大統領は、「赤道ギニアは一貫して中国を最も重要な戦略パートナーと見ており、新型コロナウイルスワクチンの提供など中国側の貴重な援助に心から感謝している。引き続き『一つの中国』政策を断固厳守し、中国側の核心的利益の問題における立場を断固支持し、多国間主義を断固擁護していく」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年10月28日