中国郵政航空が海口-南京路線を開設した。(画像提供:海南省郵政管理局)
貨物航空会社の中国郵政航空の「CF9055便」が1日午後10時、貨物の積み込みを完了した。この便は海南省の海口美蘭国際空港を離陸して2時間50分後に江蘇省の南京禄口国際空港に到着した。これにより中国郵政の「海口-南京」の貨物路線が正式に就航した。同路線は海南省の宅配業が開設した初の貨物定期便路線となる。中国新聞網が伝えた。
同路線ではボーイング社のB737-3/400型機が使用され、毎週月曜日から金曜日まで5便が運行し、輸送エリアは北京市、天津市、河北省、山西省など25省・区・市をカバーし、「翌日配達」が可能な都市を新たに45ヶ所増やし、年間に輸送する貨物は2500トンを上回る見込みだ。
海口-南京貨物路線の就航により、海南の郵政事業運営ネットワークが整備され、海南の離島免税商品を顧客の元に送り届けるサービスが向上し、熱帯の海南島ならではの農業特産品が効率よく島外に運ばれるようになり、海南の商品の全国的な競争力が上昇し、海南の自由貿易港経済建設をサポートすることになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年11月3日