海南省海口市で開催中の第1回中国国際消費財博覧会で明らかになったところによると、今年第1四半期(1-3月)には、海南省の離島旅客免税ショッピング額は136億元(約2300億円)、免税ショッピング利用者はのべ179万人、免税ショッピング購入点数は1775万点に上り、前年同期に比べてショッピング額は356%増、利用者は177%増、購入点数は328%増だった。
消費財博で、大手会計事務所KPMGの中国法人とデジタルメディアのムーディーズ・デビッド・リポートが共同で発表した「海南自由貿易港観光小売市場白書」によると、海南省の観光小売業界の驚異的な発展ペースが、海南の誘致力を増強し、海南の国際観光消費センターの地位を固める上で、鍵となる役割を果たしていると指摘した。また2020年末時点で、海南離島免税業の付加価値額は約50億ドル(約5450億円)に達したという。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年5月11日