コーヒー豆を挽き、ドリッパーを置き、挽いたコーヒー粉をすくい、重さを量り、お湯を注ぐ。想像できるだろうか。これらの動作はすべて「大白」と呼ばれるロボットがしたもので、わずか4分で香り高いコーヒーが出来上がった。中国新聞網が伝えた。

会場の技術責任者の韋慶氏は、「大白には6軸連動型のロボットアームが2本あり、コーヒーの様々な淹れ方に対応している。最も重要なのは各段取りを安定的に行い、高品質の完成品を保証し、1杯目と100杯目のコーヒーの品質と味を同じようにすることだ」と述べた。
このような画期的な技術が冬季五輪会場の五棵松にはまだ多くある。
競技会場では、バブル内とバブルの外側エリアの間に設置された緩衝エリアで、物流ロボットが何台か指示を待っていた。すべての物流ロボットが約300キログラムの荷物を輸送でき、会場内の無人・非接触型の末端配送を実現する。会場の物流マネージャーの張帆氏は、「バブル内にいる人のニーズはすべて集中事務エリアのスタッフに伝えられ、この物流ロボットを使って荷物を彼らに届ける。このロボットは自由な移動、自律的な障害物回避、自動的な帰還・充電が可能なうえ、スマートなルート設定もできる。最も重要なのは人との接触を減らせることだ」と語った。
競技会場のバブル内とバブルの外側の境界線上には、幅87センチ、奥行50センチ、高さ214センチの赤色のスマート配送ロッカーが設置されている。非接触型スマート配送ロッカーは「ラストワンマイル」の被接触型配送の問題を解決し、スマートな預かり、スマートな取り出し、遠隔監視、情報発表などの機能を実現できる。両面ロッカーの設計で、荷物の預け入れと受け取りの双方向の操作が可能で、預ける人と受け取る人の直接的な接触を最小限に抑える。
張氏は、「バブルの外側エリアにいる人が荷物を物流ロッカーに入れ、ドアを閉じて初めてシステムは受取情報と受取コードを受取人に送り、真の非接触型配送を実現する。そして受取人は受取コードを入力し荷物を受け取る。受取人が期限内に受取に来なかった場合、ショートメールで催促する。3回催促しても受け取りに来なければ、配達者にショートメールで荷物を回収するよう通知を出す」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年11月3日
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