リトアニアが台湾当局によるいわゆる「駐リトアニア台湾代表処」開設を認めたことについて、外交部(外務省)報道官が18日に談話を発表した。
報道官は「リトアニア政府は中国側の強い反対と度重なる制止を顧みず、台湾当局によるいわゆる『駐リトアニア台湾代表処』開設を認めた。これは国際的に『一つの中国、一つの台湾』を作り出し、公然と『一つの中国』原則に違反し、両国の外交関係樹立コミュニケにおけるリトアニアの政治的約束に背き、中国の主権及び領土的一体性を損ない、中国の内政に粗暴に干渉する行為であり、極めて悪質だ。中国政府は強い抗議と断固たる反対を表明し、必要なあらゆる措置を講じて、国家の主権及び領土的一体性を守っていく。これによってもたらされる全ての負の結果の責任は、リトアニア側が負うことになる」と表明。
「世界に中国は一つしかなく、台湾地区は中国の領土の不可分の一部であり、中華人民共和国政府が全中国を代表する唯一の合法政府だ。我々はリトアニア側に、間違った決定を直ちに正すよう要求する。我々は台湾当局にも厳正に告げる。外国を頼みに『独立』を図る企ては計算違いであり、必ず失敗する運命にある」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年11月19日