上海市の企業・事業機関環境情報公開プラットフォームが26日に伝えたところによると、電気自動車(EV)メーカー米テスラは現在、上海ギガファクトリープロジェクト(第1期)第2段階の製造ライン最適化プロジェクトに対する環境アセスメント(環境影響評価)を公開している。それによると、同プロジェクトの投資総額は12億元(1元は17.8円、約213億円)で、12月に着工し、早ければ2022年4月に竣工するという。中国新聞社が伝えた。
テスラによれば、このプロジェクトは作業時間を延長し、作業員の数を増やし、材料の回転効率を引き上げて、生産能力の向上を実現する。同社の試算では、ライン最適化プロジェクトが完了すると作業員が4千人増え、ファクトリー全体で作業員が1万9千人になる。また同社のアセスメントによると、テスラはプロジェクトにおけるカーボンフットプリント(CFP)と二酸化炭素(CO2)排出量の算定作業を終えたという。
ギガファクトリーには現在、完成車製造エリア、テストエリア、部品製造エリア、共同工場の4つのエリアがある、今年第3四半期(7-9月)末現在、1日で「モデルY」を1600台以上、「モデル3」を2千台以上製造することが可能で、部品は現地化生産目標の90%を達成した。製造ラインの最適化プロジェクトが進むのに伴い、ギガファクトリーの生産能力がさらに上昇することが期待される。
今年7月、テスラはギガファクトリーを全面的にモデル転換してテスラの主要輸出ターミナルにすると発表。中国市場での引き渡し作業の役割だけでなく、モデル3とモデルYをアジア・太平洋、欧州などの市場へ大量に輸出する役割も担うとした。
テスラは21年第3四半期の会計報告会議の中で、「第3四半期を通して、中国は常にテスラの主要輸出センターだ。ギガファクトリーは同期に自動車13万3200台を製造し、そのうち輸出は5万9579台に達し、同期のテスラの世界販売量の25%近くを占めた」とした。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年11月30日
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