中国人民大学と北京隠れユニコーン情報科学技術院はこのほど、「2021年中国隠れユニコーン企業ベスト500社報告」を共同で発表した。中国新聞社が伝えた。
同報告によると、2021年の中国の隠れユニコーン企業上位500社の時価総額は前年同期比36.5%増の1兆3千億元(1元は約17.8円)に上り、20年に全国12位だった浙江省寧波市の国内総生産(GDP)を超えた。平均見積価値も7億元近く増加して26億元になった。
21年には隠れユニコーン企業計174社が新たな資金調達を行い、84社が新たな資金調達を行ったことからベスト500社入りを果たすとともにベスト500社入りの条件を引き上げ、21年の500社入りのハードルは時価総額5億元以上となった。
業界では、今後は上場する隠れユニコーン企業、ユニコーン企業にレベルアップする隠れユニコーン企業の数が増え続け、5年間で少なくとも現在の500社のうち200社が上場するかユニコーン企業への転身を果たすとの見方が広がる。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年11月29日