中国の宇宙ステーション「天宮」から子供たちに向けて授業を行う「天宮教室」の初めての授業が12月9日に開講した。約60分間の授業において、「神舟13号」乗組員である翟志剛氏、王亜平氏、葉光富氏の宇宙飛行士3人が、宇宙ステーションでの仕事や生活の様子を紹介した。また、微重力環境下での細胞学関連実験や人体運動、液体の表面張力といった不思議な現象を披露し、実験のベースとなる科学的原理を解説した。「天宮教室」開講期間中、宇宙飛行士たちは、ビデオ通話形式で地球の教室にいる教師や生徒たちとリアルタイムの相互交流を行う。小・中・高校生代表の計1420人が授業に参加する計画で、「天宮教室」による宇宙に関する授業は今後も継続される予定となっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年12月10日