今月7日午前5時57分、二十四節気の21番目の「大雪」を迎え、冬の中間に当たる「仲冬」に突入した。本格的な冬となって寒さが厳しくなり、水面には氷が張り、北風が強くなる時期となる。雪が舞い、一面の銀世界になる冬の美しい景色を楽しみにしている人も多いだろう。人民網が報じた。
湖面を飛ぶハクチョウ(撮影・年磊)。
二十四節気の20番目の「小雪」の頃は雪が地面を覆い、「大雪」の頃は雪が川を覆うと言われるが、中国の西北エリア、東北エリア、長江流域などでは、氷結した川や、空気中の水分や霧が樹木に付着する現象「霧氷」を鑑賞しながら、スケートやスキーを楽しんだり、氷の上をソリで滑ったり、雪だるまを作ったり、氷の彫刻を鑑賞したりして、冬ならではの遊びを存分に楽しむことができる。
黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市丁香公園の人工湖でスケートをする人(撮影・張澍)。
「冬に栄養補給すれば、春には丈夫な体になっている」や「寒さが最も厳しいとされる『三九』(冬至から9日間ずつ数えて3番目の9日間)に、十分栄養を補っておくと、来年は病気にならない」と言われるように、今の時期にしっかりと栄養補給しておくことが大切だ。寒い今の時期に人気なのは、体がホカホカに暖まる鍋だ。
「仲冬」の頃は寒さが厳しくなるため、暖かい服装を心掛けて、体が冷えないようにしなければならない。寝る前に足湯をしたりして、インフルエンザにならないよう予防し、元気に、楽しく冬を過ごそう。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年12月7日